テンポラリー通信

kakiten.exblog.jp
ブログトップ

<   2016年 12月 ( 21 )   > この月の画像一覧


2016年 12月 01日

身際の呟きー茨(イバラ)・戸(ト)(11)

奥歯が欠けて埋める治療が終わる。
通う歯科医は円山北町時代からの長いお付き合いだ。
先生は網走のご出身だ
山田航歌集「水に沈む羊」展で制作した同じ網走の
漁師画家佐々木恒雄さんの絵画を私の依頼で治療台の
正面に置いてもらっている。
先日の月曜日治療終了後先生が笑顔で、ある患者さん
がこの絵を見て、”心が安まります、いい絵ですねえ、”
と言っていたと話してくれた。
先生も毎日見て、如何ですか?と聞くと、勿論と言って
笑っていた。
ふたりの故郷の海が札幌で居場所を得ているなあと感慨
が深かった。
山田航の短歌も一緒に掲示されているし、佐々木恒雄の
名前も表示されている。
眼を瞑り口を大きく開けて治療が終わった時起き上がっ
た目の前に口中の海が広がる。
海と身体が感覚的に同化して感受されるのだ。
今月佐々木さんが来て、ここに立つのが楽しみである。

歯の治療後透析治療に向かう。
この日は2時間半の歯の治療と、5時間の透析である。
治療の合間テンポラリーに寄ると、小包が届いた。
K・Kさんからの差し入れで、靴下や食品がぎっしり梱包
されている。
リュックに詰め病院へ向かう。
ベッドに横たわり折を見て、左手固定し注射針に委ねたまま、
右手を頭の後ろに当て、腹筋をする。
70回数えて、次に両脚を膝から立て左右に倒す捻り、これ
も70回程繰り返し、次に腰を浮かせてブリッジの姿勢を
重ねる。
これを5時間の間2,3回繰り返す。
4、50人いる患者を見回る看護士さん達には、もうお馴染
みで黙認の行為だ。

夜10時過ぎ自宅に着き頂いた食品を暖め胃に収めると、疲れ
がどっと押し寄せて来る。
しかし歯の治療も終え、食欲は至って健在である。
ただ定休日が休みとは言えなくなって、時に一日通院日で潰さ
れるのは、疲れる。
しかしK・Kさんを初め励まし応援して戴いている方々の為に
も出来うる限り応えていかねばならぬ。

茨(イバラ)・戸(ト)口への行程は、公私とも続く。

*川俣正TETRAーHOUSE326展ー12月25日(日)。
*森本めぐみ展「百年の予定」ー12月29日ー1月3日
 am11時ーpm5時:月曜定休。

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503
 TEMPORARYーPHOTOーtemphoto.exblog.jp
[PR]

by kakiten | 2016-12-01 15:38 | Comments(0)