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テンポラリー通信

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2008年 07月 17日

細井護展最終日ー夏の年(sak-pa)(39)

細井護展も今日で終る。昨日はK氏の子息で同じ彫刻家の希根太さんが見え、
G美術館のHさんも見えてと、若い人たちが閉廊時間を過ぎても話が終らず、寛
いでいた。この日は定刻で宿泊先に早く帰る予定だった細井さんも、すっかり時
間の事を忘れている。午後、画家の花田和治さんも見えて、例によって飄々とし
た風貌と話でみんなを魅了していた。久し振りに清治拓真さんも来て、変わらず
宇宙人のような風姿を見せてくれた。ただこの日は、下駄履きに鳶職人が穿くよ
うなズボンと上着で、ゲゲゲの鬼太郎みたいな格好だった。いい作家だが、ふら
りと気が弱い気がする。
青森の彫刻家、首藤晃さんから電話がきた。18日夕方訪ねると言う。5,6年振
りだろうか。最近何処かの美術館で個展を開いていたのを情報で知って、彼には
現在地に引っ越してから連絡していなかったのを思い出し、連絡したのが1ヵ月
程前だった。北広島市生まれだが、現在は青森弘前在住の作家である。同じ北
広島市生れの彫刻家岡部亮さんと3人で、界川道筋を歩いた事が懐かしい。
同世代のふたりは気が合って、あまり人と会う事の少ない岡部亮さんが、会いた
がっていた人である。18日は、目黒美術館のMさんも来るので、細井さんの展示
撤去後ほっと気を抜こうとしたが、無理のようだ。
Republicな時間が濃い。そう、昨日寝ながら考えていた。<Republic>の訳を
共和国と訳しているが、もうひとつ踏み込むと、革・公共ー革・共同ということでは
ないかと思う。フランスの新進哲学者の著書に「共同ー体(コルプス)」という本が
ある。身体論を通した世界との関わりを表わした哲学書であるが、この<共同>
と<体>の関係が、革がReに繋がる共同体とも思えるのだ。革は、命革(あら)た
まる<革>であり、<Re>である。共和国とすると、政治的な方に軸足が移動し
てその意味合いが強くなる。本来の公共=パブリックとはもっと本質的な共同ー
体なのだ。その方向性を奪回する<Republic>を思う。
Republic of May-5月の革・共同体。語呂的にはやはり、5月の共和国の方
がすっきりする。意味合いと言葉の一致をまだしばらく模索する事が続きそうだ。

*細井護展「水が風景をつくる」-17日(木)まで。am11時ーpm7時。

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8北大斜め通り西向
 tel/fax011-737ー5503

by kakiten | 2008-07-17 11:52 | Comments(0)


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