生暖かい日。980円で買ったリュックを背に、自転車で快調に走る。
昨日帯広より着いた岡和田さんは、まだ作品が出来ず、
ここで制作を続行する事になる。
来週に完成予定の、半ばレジデンス的展覧会だ。
昨夜は松葉杖をついたIさんが来て、3人で蕎麦屋に行く。
肉離れを起こしたIさんは、それでも車で移動し仕事をしているという。
痛々しい気がした。
月末には、映像作家の大木裕之さんが来廊予定で、5年続けている「メイ」の
作品最後の仕上げに入る。もともと、大木さんの作品スタッフだった岡和田さん
の個展と重なるのも、不思議な縁である。
来月後半には、及川恒平さんの札幌録音が、界川源流域M宅で1週間ある。
札幌の糸田ともよさんの短歌が、及川さんの唄でCD化される。
大木裕之さんの映像、及川恒平さんの唄、さっぽろ拠点の創作が続く。
函として場を繋ぎ、関わり、土壌となって、さっぽろが耕される。
そう、信じている。見せ場としての陳列は、結果でしかない。その結果に到る過程
を共有できるか、そこに主力がある。結果の陳列が如何に豪華絢爛としていても
、その過程を抜きの結果陳列は場の意味を半減し、祭壇化する。
小さな野の花一輪にも、花の見えない350日があり、花の15日がある。
ふたつの世界を分断してはならないのだ。連続してこそ野山がある。
里があり、国(ランド)がある。
写真家のMさんがカレーを差し入れてくれる。美味しいベーグルと一緒に食べる。
2月個展をしたKさんが来る。何もない会場に吃驚しながらも、岡和田さんとの会
話を楽しんでいた。
ドイツの谷口顕一郎さんから、製作現場の写真が届く。
いよいよ、原稿書かなければと思う。
夕方、花田和治さんがビールを持って来廊。
芸大時代のボクシング部の話、奥様との馴れ初めの話に、岡和田さん感心しきり。
そして、飄然と帰る。こうして、一日目が暮れる。
*岡和田直人展「好日」-5月21日(水)-30日(金)
am11時ーpm7時(月曜休廊):21-26日制作27-30日映像公開
*斎藤周展「おおらかなリズム」-6月7日(土)-22日(日)
*アキタヒデキ展ー6月24日(火)ー7月6日(日)
*細井護展ー7月8日(火)-13日(日)
*酒井博史てん刻ライブー7月20日(日)am11時ーpm7時
*久乃志乃展ー7月22日(火)-8月3日(日)
*森万喜子展ー8月19日(火)-31日(日)
テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8北大斜め通り西向
tel/fax011-737-5503