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テンポラリー通信

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2008年 05月 19日

河口と海岸を歩くー5月の共和国(17)

昨日は快晴。八幡(若生)-来札ー知津狩ー無煙ー望来と歩く。
久し振りだ。同行はN君、Kさん、A君、S君の4人。みな初めての石狩海岸。
八幡以外はすべてアイヌ語の漢字表記。八幡は、八幡神社があったからで、本
来は若生(ワッカオイ)である。水が湧いて溜まるところの意。
大野一雄石狩河口公演のヴィデオを見て、A君が現地を見たいというので、この
ウオーキングとなった。若葉が輝いて、雲雀、ウグイスが鳴いている。ウグイスは
まだ充分に鳴けず、ホー、ホケ-ッ、ホケーと、キョがなかなか声にならない。
伊達邦直上陸記念碑も、知津狩川沿いに以前はあったのだが、今は移動されて
上陸地点にはない。泥色の濁流がとうとうと流れ込む河口を過ぎ、ハマナスの土
手を歩くが、花はまだ咲いていない。去年の秋の実が枯れて固く残っていた。
北石狩衛生センターを超え、ハマナスの野を越え、田中浜に出る。日本海の海が
広がり、少し煙って淡い穏やかな波だった。いったん海浜を離れ知津狩村落を抜
ける。途中、中川潤さん宅に寄るも留守。4人には紹介したかったので残念だ。
漁師の廃屋をコツコツと修理し、そこに住んでいるアイヌ学の実践者である。
近くの牛馬頭観音に触り、久し振りに挨拶する。馬頭観音は数あるけれど、牛と
一緒のものは珍しいのだ。さらに歩き、途中珍しくすれ違った人にN君とKさんが
なにか声を掛けられている。お揃いのTシャッが目に入ったからだ。このデザイン
は、A君のデザインで某大手メーカーのコンペに入賞したものである。そのTシャ
ッを今日ふたりが着てきたのだ。そのペアルックを見て、何か話し掛けられたよう
だ。私は手に入らず、着て来れなかったが、それでよかった。若いふたりだから、
話題にも冷やかしにもなる。無煙浜にでると、ハングライダーが空に浮いている。
ふわりふわりと気持ち良さそうである。A君が独り言のように言う。”乗りたいような
乗りたくないような・・”彼はわりと臆病なところと好奇心の強いところと両方ある。
私は浜辺のメノウ探しに専念する。やっと3個見つけた。今日はあまり無い日だ。
海岸線を抜け、望来に出る。いつも寄る定食屋さんに入り、ビールで乾杯。美味。
あとは、それぞれ好きな定食を頼み、バスの時間まで飲んだのだ。帰路は熟睡。
今朝、鏡を見ると、日に焼けて鼻梁が光っている。
展示のズレのおかげで、いい日曜日だった。今日の天気なら駄目だったろう。

*岡和田直人展「好日」-5月21日(水)-30日(金)am11時ーpm7時
 月曜定休日休廊

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1‐8北大斜め通り西向
 tel/fax011-737-5503

by kakiten | 2008-05-19 17:29 | Comments(0)


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