人気ブログランキング | 話題のタグを見る

テンポラリー通信

kakiten.exblog.jp
ブログトップ
2008年 01月 25日

ドビュッシーな夜ー視線と拠点(42)

大雪の宵、高臣さんと飲んでいるとふらりと畠中雄城さんが来た。村岸宏昭追悼
の会で一緒だったがあまり話した事はなかった。高臣さんのオープニング初日に
声をかけられ、話したのが初めてだった。近くのライブハウスでこれから朗読をす
ると言う。高臣さんが小さなフインランドの古楽器カンテレを弾きだした。それにあ
わせてユウキさんが朗読をする。高臣さんも弾きながら声を出す。詩の即興の掛
け合いとなった。最終日の打ち上げにまたやろう、と言ってユウキさんが帰った。
その前後に高臣さんの友人のF・Kさんが来る。宝くじ売り場で働いている女性で
ドビュッシーが好きだと言う。高臣さんがそのCDをちょうど持っていたのでそれを
聞く。普段あまり聞くことのないドビュッシーだが、この日はすっと聞ける。聞きな
がら傍で聞いている人間の熱意がこちらにも伝播したのだ。お酒にも強い女性で
高臣さんと3人でしたたかに飲んだ。昨夜洞爺に帰る予定がすっかり狂ってその
後高臣大介さんは飲み続けて何処かへと消えた。昨夜の大雪の夜は、村岸さん
の友人がひとりでふらりと来たり、宝くじのお姉さんが来たりと不思議な日だった。
ただドビユッシーの音だけが心に残った。晴れた翌日昼過ぎ、高臣さんの明るい
声が電話に響く。今朝早く洞爺に帰ったという。雪に埋もれた昨日の夜が夢のよ
ように思える。ドビュッシーマジックかな。

*高臣大介冬のガラス展「雪と花光とgla_gla」-1月22日(火)-2月3日(日)
 am11時ーpm7時(月曜休廊)
 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8北大斜め通り
 tel/fax011-737-5503

by kakiten | 2008-01-25 13:01 | Comments(0)


<< ドビュッシーな夜(続)-視線と...      大雪の日ー視線と拠点(41) >>