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テンポラリー通信

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2007年 12月 24日

人の鈍根といふは 志の至らざる時の事なりー視線と拠点(18)

<財多ければ 必ずその志を失ふ>あるいはタイトルの<人の鈍根といふは志
の到らざる時の事なり>-(道元「正法眼蔵随聞記」)との引用を林浩平さんの
ブログで見た。何か心に響いた。特に<鈍根>という言葉が濃い。今より情報手
段もいわゆる文明の利器も少なかった時代だろうが、人間の心の真摯さは現代
より鋭く濃いのかも知れない。この鈍根になると「面従腹背」やその逆の「腹従面
背」などが出てきて訳が分からない。言ってる事と感じている事が分離してばらば
らに出てくる。ー志の到らざる時ーである。額縁と中身をばらばらにして額縁の貧
相さを言っているのかと思えばその中身を語っている。中身を語っているのかと思
えば額縁の事を言っている。最後は強引な極めつけで終る。形と容の統一を放棄
する。従って<かたち>にならない、不毛な水掛け論に陥る。こうした<志の到ら
ざる>いざこざ論争が多すぎる。疲れるのはこうした類の状況に巻き込まれた時
だ。こんな<鈍根>状況から創造的なものは何も生まれないのだ。年末の師走
と表される時期西洋のイブ・イブークリスマスやら八百万の神々の正月やらをフィ
ーバーして大晦日に向かってすったもんだの時間がもんどりうって転がっていく。
<財少なければ>< 必ずその志を得る>為に、もうひと踏ん張り、耐えて生きる


*木村環×藤谷康晴「乱」-12月25日(火)-30日(日)am11時ーpm7時
 :30日午後5時~藤谷康晴ライブドローイング
*森万喜子展ー1月9日(水)-20日(日)

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by kakiten | 2007-12-24 16:20 | Comments(0)


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