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テンポラリー通信

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2007年 07月 01日

江別の町ー夏の旗(23)

金曜日29日でLALALAガラス展の展示が終わり週末土、日は空いたので昨日
は木村環展を見に江別の「ども」に行く。昼過ぎ着くとやあ~という感じでひとが居
る。顔見知りばかりだ。何かテンポラリーの江別場所みたいだった。木村さんが明
るい。作品は同サイズできっちりと展示され何かが表に溢れてキラキラしていた。
ある安定したものを感じる。空間と人とに恵まれ木村さんの明るい表情がすべてを
語っているようだ。表現もまた旅をする。内なる孤独な部屋を出て木村環さんは間
違いなく今旅の途上にある。なにか安心して一通り作品を見た後隣接するカフエに
入る。大きな窓のガラスの向こうの空が広い。石狩川に向かって呼吸をしているよ
うだ。イプッーその入口ー江別。ぼんやり珈琲を飲んでいると横にいた男性から声
がかかる。明日「ポーランドの寺山修司」のイベントをここで企画している霜田千代
麿さんだった。随分と久し振りだった。前のスペースで映像の山田勇男たちと朗読
会をして以来だろうか。この時も寺山修司がテーマだった。空知の北山の僧侶で
声がよくとおる。寺山門下生のひとりで寺山修司の集まりの常連のひとりだ。なに
かと昔話をする。湊谷夢吉さんが存命中の事やあがた森魚の事や1980年代の
話だった。これから金井孝次さんや稲葉憲仁さんも来て明日の打ち合わせと言う
。時間が一気に遡り阿呆船の糠信淑美さんの事などに話が跳ぶ。かっての物流
の拠点江別。石狩川を外輪船が往来し夕張鉄道が国鉄とジョイントし奥と外界の
交差した所。今は寂れてシンとした駅前だがその底には脈々と<入り口>の構造
は生きている感じがする。ここはここで今も拠点のひとつになるあるものを保って
いる。札幌の市街地を出て江別で伸び伸びとしている木村環さんの笑顔も故無き
事ではない。再び江別を経由してさっぽろが見え、夕張が見え、石狩が見えるの
だ。明日からは江別在住の後藤和子さんの展示が始まる。その後石狩在住の石
川亨信さんの個展。そして夕張出身の沼田康弘さん経由の「もんしえん」のライブ
がある。何かが動いている。7月と8月の夏真っ只中に今年のコアが出てくる。そん
な気がする。

*後藤和子展「青焔sei-en」-7月3日(火)-15日(日)am11時ーpm7時
 月曜休廊
*石川亨信展「each pulse、each tempo」-7月17日(火)-29日(日)
*村岸宏昭の記録展「木は水を運んでいる」-8月7日(火)-12日(日)
*Psalmライブー8月19日(日)午後6時~
*佐々木恒雄展ー8月21日(火)-26日(日)
*石田尚志展ー8月28日(火)ー9月9日(日)

by kakiten | 2007-07-01 14:02 | Comments(0)


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