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テンポラリー通信

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2006年 01月 22日

ワイルドサイドへと入ってきたーさらばと総括(3)

昨夜帯広から伽井丹彌さん来る。デメーテル学校の梅田正則さんとその友人
花木勤さんも一緒である。昨年5月個展7月道立近代美術館講堂パフオー
マンス以来だが、ここで展示した伽井さんの昨年の個展は白眉だった。その
ことについてはまた改めて記す。今回は、ここの場への挨拶、お別れ、愛惜
の気持ちであろう。1999年6月と2005年5月2度にわたる個展が基本にあ
ってそこに場と人の関わりが生れ、固有の記憶が刻まれる。作品を通して人は
純粋な時間を保つ。それは泉のように枯れることなく、心を創っている。
今週はそんな人たちの訪問が多い。25日古館賢治と有本紀26日大木裕之
27日及川恒平と続く。ほんといつ引越し?と荷造りしながら思う。
5日程前ぶっけた肋骨が痛む。うっかり内履きの夏靴で出て鉄のフエンスに
ぶつけた。大滝さんパンの差し入れ。渡辺さん櫛団子、それら食いつつ思い出
振り払い梱包。はあ~。月曜日から電話の移転ほかやる事多いなあ。
夜楽屋へ顔だす。伽井さんたち一行と。初対面の花木さんと話が盛り上がる。
<工>の人。士農工商の工である。陶芸の下沢トシヤさんと知り合いであった。

今朝みると向かいにマンシヨンののぼりはためいている。また新しいのが出来るの
だろう。ここは来た頃は古いアパートが多かった。アパートからマンシヨンへ同じ事
だな。アパートよりマンシヨン。それが同じ構造なのに新ー旧と勘違いそんな主体
性のない新しさを追いかけるだけの近代は、もういい。
鳴館時代の衣装と変らないね。25階と25年の違いは悲しい位決定的に違うのに
。伽井さんの2回の個展は6年の間隔でしたが、でもたった2回です。
しかもその2回の間が6年も離れて、マンシヨンが何階かしらんけれど根本的に違う
でしょ。自分の足で上がれもしない高さを誇る<経済建設>とやらの姉歯さん的数
字と。

by kakiten | 2006-01-22 14:48 | Comments(0)


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