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テンポラリー通信

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2007年 01月 23日

高臣大介ガラス展始るー函となって溢れる(39)

高臣大介展が始った。花屋さんの佐藤義光さんがまっ赤なチユーリップを入れる
。透明なガラスにうっすらと積もった朝の雪の光が反射して白い壁に揺れる。チュ
ーリップの赤が吊られた一輪挿しに映える。それらが入り口をゲートのように囲ん
で外から見ると透明で赤いキラキラした大きなくぐり戸のように見える。百種類近く
の様々な形が並んでいる。自分の工房以外ではこんなに種類を置いたのは初め
てだなあと大介さんが呟いた。この場所での二度目の個展。作家の気合の入れ
方が伝わり嬉しかった。ここでの一回目の時は百本の吊りの一輪挿しを束ねて
シャンデリヤのように吊り今回は開かれた透明な万華鏡のような展示だ。壁に仮
設の棚を設け展示空間は立体的に奥行きを増し、朝の光、午後の光、夕暮れの
照明の光と作品は千変万化して佇んでいる。場所を知り場所をこなした作家の力
一杯の展示。その気持ちが会場には満ち溢れている。春を呼び込むような明るい
光に満ちた気持ちのいい空気が流れる。今日初日。まだまだ高臣大介の世界は
これから豊かな重なりを増し変化していく。昼過ぎ雪がさんさんと降り出す。雪が
少ないなあと昨日までぼやいていたのが嘘のよう。雪とガラスがテーマの作品に
合わせたように降リ積もる。

by kakiten | 2007-01-23 12:54 | Comments(0)


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