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テンポラリー通信

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2006年 11月 26日

Mの音符ー冬のいのり(31)

正面の4m程の作品に気を取られ正面左の白樺のような角柱に向かって描きこ
まれた作品を見落としている。下部に街の輪郭のように薄くビル街が描かれその
上部は右から左へ向かって波のように流線がたなびいている。よく見るとオタマ
杓子のように次第になって川のように見える斜めの線上を渡っている。その右下
にMの文字が斜めになり上向きになり散らばっている。中央右上部には細胞の
塊の頭部のような形が口から息を吹くように川に向かって風が出ている。その下
にMの字が散乱しているのだ。オタマ杓子は音符のようにも見え伸び伸びと川の
上を渡っていく。その先左上隅に太陽のような巣のような円が半分ほど描かれて
いる。そしてその先は画面の外の7月個展最終日に描かれたDMを張り合わせ
た白樺のような柱になる。え~これもバトンタッチハイタッチだなあ。ちようど壁面
の屈折部に作品がかかる為正面死角になり昨日も今日も気付かなかったのだ。
四枚の布に連続して描かれたこの作品もひとつとして見るとこの作品の眼は優し
い瞳なのだ。正面の一枚の4mの作品の眼とは違う。先に書いた文はもっぱらこ
の作品に因っている。このふたつの作品の違いは藤谷さんのこの7月から今日
までの時間の経過、経験でもあるのだろう。1m60cm程の柱を固定する為に下
に新たに同じDMを使って台が設置された。その上に今回描かれた絵にはやは
り水藻のような模様と水泡のようなものが優しく描かれていた。帰り際気付き今日
の内に追いかけて記す。フーガのようだね。

by kakiten | 2006-11-26 20:22 | Comments(0)


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