あっという間に最終日が・・・。
連日切れ目なく来場者が続いたと聞く。
出版されたばかりの、ケン&アヤの本「世界凹み旅」も
好調な売れ行き、作品も好評ですでに何点か購入された
という。
不在がちな私に代わりケン&アヤは付きっきりで多忙だ
が、嬉しそうだ。
2005年夏から2021年冬16年の歳月を経て
ふたりの人生が故郷に戻って来た気がする。
今展示のメイン大作は、石狩河口に遺る明治初期の治水学者
岡崎文吉の川の蛇行を基本とした治水の遺構から立ち上げた
作品である。
この作品の立ち姿が朝・昼・夕・晩と実に美しい。
ショートカット重視の現代社会構造に対峙した近代治水学者
岡崎文吉の報われなかった人生を、深く讃える賛歌のように
花開いている。
交通インフラに凭れ負かった移動ではなく、ふたりだけの
稚内発サハリン経由シベリア大陸横断の陸路・鉄路の一ヵ月
の旅。
そのラデイカルな流れが今回の展示作品・初出版のふたりの
本に籠っている。
そして明治以降近・現代の時の中でショートカットされ続け
短くなった石狩川の核心を、生涯追求する故里の土を、ふたり
は、風の根・土として獲得した気がする。
テンポラリ―スペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
tel/fax011ー737-5503
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