故郷浪江に還る原田洋二さんから便りがある。
右手が手根管症候群で、左手で文字を記しているという。
その左手の再生に、今は<右以上に愛おしく・・・生まれ
てくる字がスリリングでとても気に入ってます。>と書かれ
ていた。
故郷を離れ今は横浜にいる原田さんが、3・11以降深く心に
期する事あって再び故里浪江に還り、新たな仕事を志すと
聞く。その意味で「手根管症候群」で利き手が左手という
身体的変化はなにか象徴的な反応に思える・・・。
それだけに今回の決断は、全身全霊の決断・実行と思われる。
爆弾を落とされた訳ではない。
明るい廃墟と化した故里。
その意味では、荒地と化した戦後の原点風景に還る行為
なのかも知れない。
一発で一つの都市を焦土と化す原子力爆弾の<暗>を安心・
安全・安価の原子力発電の明るい<安>に装いを変え起き
た原発事故。
その結果破壊の見えない明るい廃墟と化した故里。
その故里に還るという行為・決断は、隠された戦後現代の
基点・廃墟の現在へ還る真の現代の出発点へ回帰する王道
の選択と、私は思う。
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