入国時2週間の隔離期間を経て、谷口顕一郎・彩子さんが
札幌に帰郷した。
20年ほど前札幌から稚内ーサハリン経由して陸路で
欧州を目指しドイツベルリン拠点に欧州で活躍している
これまでの記録を札幌かりん舎から出版する打ち合わせで
帰国したのだ。
当時サハリンから二人だけで陸路をの旅を詳細に日記で
残した彩さんの文章とドイツベルリンを拠点に欧州各国で
活躍したその後の記録とともにケン&アヤの共著として
出版される事になる。
その最終打ち合わせが今回帰国の目的である。
そしてその出版記念を兼ねて久しぶりにテンポラリ-スペース
で二人名で個展を開く予定だ。
コロナ禍で伸びていた帰国を今回は3,4ヵ月滞在し
ふたりの人生の節目ともなる時間を過ごす事となる。
20年程前未婚のふたりが欧州へ行きたいと相談を
受けた時、折角北海道から志して欧州へ向かうなら
稚内から狭い海峡を渡り陸路でシベリア大陸を横断し
欧州へ向かうべきだ、と提案したのは私だった。
そしてふたりはそれを実践したのだ。
飛行機に拠る移動とは違い、アジア圏から欧州圏への旅は
ふたりにとっても大きく深い経験となったと思う。
その一端を彩さんがドイツ・ベルリンに居を構え1年後に
書き表した日記に読む事ができる。
陸路の旅を通して彩さんの深化・成長がくっきりと読み取
れるからだ。
旅の写真とその文章を読み、観念ではなく人間としてふたり
がひとつの志を抱き旅する姿は、私に何時かケン&アヤという
イメージを作品作家名にしたらどうかという想いを抱かせて
いたのだ。
その想いにふたりが応えくれた。
もう観念だけの男女平等の時代ではない。
人類はこの地球上の多様な生物の一種として、正念場を
迎えつつあるからだ。
テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
tel/fax011ー737-5503
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