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テンポラリー通信

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2020年 11月 15日

終わりの始まりー藍の世界(3)

紺屋纏祝堂個展「上空の水面」終わる。
藍染めの仕事を始めて若林和美さんの初の個展。
吹き抜けの空間を活かしたライフワークの発進
を感じさせた水中(1階)ー水面(2階)の構成
が見事だった。
これまでの水面下とも思える公私に渡る人生の出
来事が藍染めの仕事回路を通して、井戸のように
外界へと開いた気がする。
”この時期毎年ここで個展を続けたいです・・”
私もそう提案しようと思っていた。
壁の蔦が赤く染まり散り始める頃、ギャラリー内
は藍で染まり、彼女の生きる世界が広がってゆく。
テンポラリースースそのものが、風・土となり耕土
となって命が息づくのだ。
ギャラリーは函として命を溜め、流れ出てゆく。
少し以前は今欧州を本拠地に活動する谷口顕一郎・
彩子さん、7年連続して展示を続け新たな世界を開いた
吉増剛造さん、ほぼ同時期から毎年「野傍の泉池」を
千本目指して真冬の氷柱をライフワークに発表している
高臣大介さん、故郷江別の風土を追求し続けてきた秋元
さなえさん、花の道をひとり歩む花人村上仁美さん
等々、有名無名を問わずテンポラリースースのコンテン
ポラリーな表現の耕土にまたひとり若林和美さんも加わ
ったかに思える。

先週通院中のクリニックで新型コロナ疑いらしき人が
出たらしく全館消毒作業に入り、通院者も全員感染検査を
受けた。
そして今朝連絡あり、私は陰性という事だった。
週3回の透析治療を続けながら、コロナ感染では敵わない
と思っていたので、とりあえずほっとした。
私自身が閉じた白い箱とならず、開く流れる函として生
き続けなければならぬ。

*花人・花小屋展ー12月初旬予定

 テンポラリ―スペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503




by kakiten | 2020-11-15 16:14 | Comments(0)


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