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テンポラリー通信

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2006年 08月 28日

風立つー佐佐木方斎展の延長ー夏のひかり(8)

秋を感じさせる風が立つ。心地よい風だ。昨夕集中的に人が来る。石狩の阿部ナ
ナさんが村岸さんに気を取られて佐佐木方斎展をじっくり見ていなかったと言って
来る。「美術ノート」をひろげ読んでいると美術ノートでも特集していた銀河画報社
の関係の平川勝洋さんがご夫婦で来た。山田勇男の映画「海の床屋」の主役をし
た役者で寺山修司の天井桟敷にもいた人である。奥さんはここが初めてなので二
階とか吹き抜けを案内する。そうこうしていると村岸さんの伯母さんにあたる村岸
恵美さんが来た。会期中村岸家の家紋入りの袱紗を持って来た方である。あの時
は・・と言う話からもう止まらなく故人の話が次々と出てくる。そこへ藤谷康晴さんが
来る。佐佐木展最終日で搬出の手伝いに来てくれたのだ。村岸さんの伯母さんに
ふたりを紹介して今度は阿部さんと話が止まらなくなった。女性ふたりで延々と話
が続いた。私と藤谷さんは奥でビールと酒を飲んでいた。いつのまにか平川夫妻
は帰ってしまった。佐佐木展はこうして村岸宏昭追悼の場として重なりながら一応
の終わりの日を迎えた。しかしあらためて佐佐木展をじっくりと見に来る阿部さんの
ような人も含めて決して展覧会が無視された訳ではない。むしろ’80年代に生まれ
育った人達の関心も多いに呼んでいたのであった。まだ村岸さんの伯母さんのよう
に故人の想いから来る人は絶えないがそれでもそれがきっかけでここを訪れ佐佐
木さんの仕事に触れ新たな展開が生まれつつある事も事実なのだ。佐佐木さんの
仕事が時代をオーバーフエンスしているのである。同世代でなくとも同時代の<志
>が共感を呼ぶのだ。2月佐佐木宅に初めて案内してくれた花田和治さんが退院
してあさって来るという。これを機会に佐佐木方斎展は変則ですが9月10日まで
延長しようと思います。阿部守展の直前までです。阿部さんにも見て欲しいし、佐
佐木方斎展と繋げて行きたいからです。村岸さんの事で充分に観られていない人
も多いからもある。「美術ノート」全巻これだけでも是非目を通して頂きたい。

*’80年代の軸心佐佐木方斎展ー近作「格子群」を中心にして9月10日(日)まで
 am11時ーpm7時(月曜休廊)

by kakiten | 2006-08-28 13:58 | Comments(0)


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