人気ブログランキング |

テンポラリー通信

kakiten.exblog.jp
ブログトップ
2020年 10月 27日

紺屋 纏祝堂個展ー藍の世界(1)

藍染めの個展始まる。
作家の若林和美さんとは、円山北町時代にジャズのライブ
メンバーで知りあった。
この頃はジャンベを叩く打楽器奏者だった。
そしてその後に、ジャズヴォーカルを担当していた。
その彼女が一念発起し、この何年か藍染めの作家として
本格的にデビューした。
その最初の個展である。
初日の今日初めて展示を見て、暫し息を吞んだ。
見事な展示である。
藍染めの布の感触、色が、この会場の古民家の木構造、吹き抜け
と会話し、跳んで、煌めいている。
2階に上り、上から吹き抜けを還流し囲繞している藍の布構成
を見るとその事がさらに深く実感される。
若林さん、本当にしたい事・ライフワークの出発点に立ったの
だなぁ・・・。
タイトルの「上空ノ水面(みなも)」の意味する事が、2階から見る
展示、一階で見る展示構成の相違と藍の連続性が水中と水面のように
深い井戸の連結・関係のように息づいている。
そしてこの藍の惑星が、大気を界(さかい)とした水の惑星地球の水と
真空の宇宙をふっと連想していた。

手染めの藍布を加工し展示販売するだけの展示ではない。
自らを発進させる藍の星の基地・藍の井戸のインスタレーション、
と私は思う・・・。

*紺屋 纏祝堂個展「上空の水面(みなも)」ー11月1日〈日)まで。
 am11時ーpm7時

 テンポラリ―スペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-ー011-737-5503
 



by kakiten | 2020-10-27 15:09 | Comments(0)


<< 人は人を運ぶー藍の世界(2)      風立つ晩秋ー木は水を運んでいる... >>