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テンポラリー通信

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2020年 03月 15日

秋元さなえ展展示作業中ー荒地(14)

14,15,16日と秋元さなえさんが展示作業を続けている。
石狩河口に近い故里江別の風土を素材に表現テーマを深めて来た
ここ何年かの仕事が、ひとつの成果として新たな深化を感じさせ
る気がする。
初めて見る絵画、大きな横長の麦畑風景画2葉。
吹き抜けを斜めに貫く長い麦の織物。
今回展示のタイトル「ランドスケープ」は、故里の対岸内陸の
それだ。
広く広がる麦畑。
その麦穂を使って織り上げたゴザ布。
これまで江別界隈の風土、川や山に拘って探索の写真や歴史的
由来を作品の核に据えていた表現が、今回は風景を自らの手で
編み、描き、織り込んでいる。
自らの足元(land)を耕作(cultivate)している。
そして風景(landscape)を編んでいる。

展示中メインとなる上記作品が先ず飾られた。
作家はあくまでも個として、両掌を使いこの故里風土に触れ
深化している。
この孤独な行為を、表現の濃い踵の作業として続けてきた美術
作家秋元さなえに敬意を表したい気が今している。

*秋本さなえ展「ランドスケープ」-3月17日〈火)ー22日(日)
 am12時ーpm7時

 テンポラリ―スペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503


by kakiten | 2020-03-15 16:22 | Comments(0)


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