冬の背広を脱ぎ、夏用に代える。
それでも室内では暑いくらい。
昨日から不意に夏日。
週末はまた寒気が来るというから、最近は両極端の
天候だ。
何かが界(さかい)という世界を駆逐している。
お天気だけではない、自然野生と剥き出しで向き合う
時代がくるのか・・・。
そんな蒸し暑い午後、小鳥のように不意に訪れる人がいた。
中年の女性で、車で八木さんの名を見て訪ねたという。
Aカルチャーセンターの絵画教室で、おふたりに絵を学ん
でいたという。
色々話をすると、自分も姉も伸子さんの絵を所有している
という。
機会あればこうした形で並べて見てみたい、と話す。
中年の女性らしく、おっかな吃驚で声を発しながら、梯子
を上り回廊のベンチで、落ち着くわあ~と腰を下す。
ちょうど六畳間が吹き抜けとなり、押し入れの址は戸を外し
展示空間となっている。
名残りのように天井中央から電線コードにぶら下がる裸電球。
スイッチも電球上部に付いている。
電球に傘が掛り、下にちゃぶ台があれば、そこはサザエさん
の室内空間だ。
日本人の身体尺度から生まれた尺寸の空間が、老若男女を
問わず、心身を寛がさせる。
そして色んな話をした。
自分や姉が購入した八木さんの絵が、ここで展示したら
どんな風に見えるのだろうか、
自己所有の視角から脱き出て、きっとワクワクするだろう。
来年は是非ご協力下さい、とお願いした。
作家の手を離れ、作品は共有され、色んな人の心に住む。
とりあえず(テンポラリー)な日常を、共に(con:コン)
というコアで結ぶのだ。
心は小鳥のように、身体は必ずしもそうではなくとも、
勇気を出して梯子を登り、畳6枚=三坪の世界で再び小鳥
に舞い戻っている。
告知らしい告知もせず、2012年2月八木伸子さん
同年3月八木保次さんと相次いだ死去から毎年春一番の
4月か5月に、友人、知人、ご遺族の方々の所有する
ふたりの作品を時系列を問わず一堂に会して展示してきた。
そして基底となる作品は、私の家に遺されたふたりの2点
の作品としている。
私の父、母、祖父の時代からの八木家との交遊。
同じ札幌内のエリアでもあり、伸子さんのご実家松本家も
近くという縁も含めて、この2点のふたりの作品は札幌の
風土、自然と町を愛する心に満ち溢れていると思うからだ。
そして保次・伸子さんのアトリエ兼住居、その家を建てた
保次さんのご母堂敏さんと3人名の名札も、そっと飾らし
て頂いている。
3人ともこの世を去り、空き家の家は別の用途に変わると
聞き、ご遺族の了解を得て頂いたのだ。
八木保次・伸子展の華、札幌市芸術の森美術館展時の
格好良いポスターとともに展示している。
*八木保次・伸子展ー4月16日ー5月5日。
am12時ーpm7時:月曜定休。水・金午後3時閉廊。
テンポラリ―スペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
tel/fax011-737-5503
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-30548346"
hx-vals='{"url":"https:\/\/kakiten.exblog.jp\/30548346\/","__csrf_value":"6808ac9452da50e32ec6f886c8b040508b2f97e77e82562e3f7ea70d9cc383214fe0e84da0c4b38ce2b3b89b81437f2ffb1b4794941299dc546161a6a3d1f447"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">