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テンポラリー通信

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2019年 04月 13日

春日よりー時代というランド(40)

気温がプラス18度まで上がって、今年最初の春。
強張っていた体の筋肉も緩む。

やっとゆうパックで豊平さんの沖縄へ作品発送する。
受け取った時は分からなかったが、やはり遠い南島
を意識する。
今まで利用していたF通運は、受取人が会社でない
とと断られ、荷物の内容を説明すると、今度は
えらい高い運賃になると、言われた。
結局送られて来た時と同じゆうパック便にする。
封書・葉書・小荷物のイメージがあったが、ゆう
パックが集荷までしてくれ小気味よく応対・対応
してくれたのには感心した。
三公社五現業時代の良い処を久しぶりに感じた。

そして来週から毎年恒例となっている、八木保次・
伸子追悼の展示だ。
ご遺族の高橋均氏からはすでにふたりの未見の作品
が2点運び込まれている。
伸子さんの雪景色と黄色い花の窓辺風景。
保次さんの玄冬を思わせる黒い抽象画。
これに私所蔵の黄色が輝く伸子さんの福寿草のような
油彩画にフキノトウの緑を思わせる保次さんの油彩画
が加わって、北の冬と春のハーモニーが奏でられると
思う。
2階吹き抜け回廊には、昨年ご遺族より預けられた保次
さんのグワッシュ作品で埋めるつもりだ。

昔のアイヌは一年を冬の年・夏の年と数えたという。
10年前沖縄を初めて訪ねた時は2月。
ウグイスに赤い花が咲いて気温は20度以上。
帰りに今度は夏らしい沖縄、8月に来ようか、と豊平
さんに言ったら、違う違う、10月か11月頃に来なさい
と手を振られた。 
夏の濃い猛暑をベースとする沖縄では、その暑さが去り
涼しい冬が来るのが快適なのだ。
女性たちも思い想いのファッションが楽しめるから。
厳冬の寒気終わる北海道の5月、6月の快さが、沖縄の
11月なのだと後に判る気がした。
沖縄もまた夏の年・冬の年の国だ。

夏の年の始まりに北の光彩を追求し続けた八木保次・伸子。
今回のふたりの作品は、冬の年、夏の年の始まりを思わせ
る秀作である。
南の国へ帰って行った豊平さんの作品を、見送るに相応し
い今年のふたり・・・だ。

*八木保次・伸子展ー4月16日ー5月5日;月曜定休日。
 am12時ーpm6時;水・金曜日は都合により午後3時閉廊。

 テンポラリ―スペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503






by kakiten | 2019-04-13 17:48 | Comments(0)


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