山里稔氏の労作「北海道の木彫り熊」(かりん舎刊)出版時に
結成された熊SAN倶楽部。
昨夜久しぶりに集まる。
山里さんの本業現代美術造形家としての作品展と古今の様々な
蒐集品の展示、さらに新たな木彫り熊のコレクションが一堂に
展示された創成川東方某所での展示会に倶楽部の会員達が昨夕集ま
ったのだ。
日曜日、沖縄への豊平作品梱包発送準備と展示終了の疲れからその
日爆睡し約束を違えた竹中英俊氏も誘い、出席した。
竹中氏にはこの日日曜日に見せれなかった豊平さんの作品一部を
現物で見せる事ができ、喜んでもらう。
今月も北大出版会指導・助言の仕事で来札した彼は、恒例の古書持参
で今回は2百年前の本居宣長の和綴じ本と文庫本の原型となった大正
時代の和・洋本だった。
竹中氏の紹介がてら、二種の和本をみんなに見せ説明をしてもらう。
両手で広げ、捲る事でより丈夫になる和紙の書物。
その軽やかでしっとりした書物の感触を、木彫りの熊とはまた別の
紙の感触をみんなが感心して楽しんでいた。
多少黄ばんではいるが、2百年の時を感じさせない両掌に伝わる
触感である。
山里さんの熊コレクション、竹中さんの和綴じ本コレクションと
種類は違うが、時代を超えた本物の保つ手業に心が一致して、場は
大いに盛り上がった。
札幌ビール工場近く、創成川運河にも近い明治の札幌文明開化の地
で、時ならぬ文化の交流が楽しく花咲いた気がする。
岡崎文吉終焉の地茅ケ崎から来た竹中英俊氏。
その事実を岡崎文吉展を以前に企画した市役所のYさんにも紹介し
多いに盛り上がった事も嬉しい一事だった。
テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
tel/fax011-737-5503
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