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テンポラリー通信

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2019年 03月 21日

ひといき、ふたいきー時代というランド(35)

まだ大事な返送・梱包が残っているけど、展示の緊張は
解けて疲れが出る。
結果として10年かけて、一仕事という充実感もある
疲れだ。
年末から年始に尾道の船大工を生業とする彫刻家野上
裕之さんのこれまでの節目となる個展。
年明けて網走で漁師を生業とする画家佐々木恒雄さん
の新たな展開を予感させる滞在製作の個展、恒例の冬
のガラス展高臣大介さんの長年のテーマ氷柱への真っ
向からの挑戦・インスタレーション展。
そして沖縄で20余年公開されていない魂の作品群、
豊平ヨシオ個展と続いた。
豊平さんの作品とは、2009年2月の初訪沖以来昨年
2018年4月二度目の訪問で互いに熟成するかのように
やっと実現した展覧会である。
これは作品の保つ深く純粋な力が、実現させたといって良い。

この4ヵ月の4作家四つの個展は、どの個展も深い力を見る
者に与え、心を通わせたものだった。
そしてその力は作家自身のこれまでの人生と深く関わりなが
ら、見る人の心を動かし、それぞれ個々の生きる原点のよう
な部分と響き合い継続するものだったと思う。
優れて作品とは、時代・環境・世代を超えて、血液のように
脈打つ魂の眼差しのようにある。

凍てつく北海道・札幌、真冬の4ヵ月。
熱い魂の燃える4ヵ月でもあった。


 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503


by kakiten | 2019-03-21 15:15 | Comments(0)


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