3月11日豊平ヨシオさんご夫妻沖縄へ帰る。
作品だけは未だしばらく展示で残る。
滞在中様々なドラマがあった。
作品と共に、その思い出が創られていった。
ガラス作家高臣大介の奥さんさっこさんの作品購入。
ノバラちゃん誕生間もない中での決断。
その気持ちが心に響いた。
その夜大介さんと初めて会う豊平さんの奥さん彩さん
の素の心姿。
”あんたは沖縄に合うわ、来てよ、一緒に踊ろう”
きっと大介さんも嬉しかっただろう。
そしてこの日も来てくれた登山家の中川潤さん。
”豊平さんを応援するのには、俺、買うしかないなあ”
と言って3回払いでと申し込んだ。
中川さんとは、2009年2月一緒に沖縄へ行った仲である。
その時の珍道中は今も忘れない。
そして彼らが来る前、東京からこの展示の為に来てくれた
大塚君。
今年10月札幌に帰り、独立する予定という。
その時の為に一点を欲しいと言う。
一緒に来た恋人はある作品の前に立ち、不意に涙が止まらない。
そういえば、ふたりが心を揺らした作品の色彩は、大塚君が
久石ソナの名で世に問うた処女詩集「航海する雪」の表紙写真
夕暮れの海の色。
道新文学賞受賞した処女詩集とも重なるのだ。
昨日の最後の夜、新聞社のI氏が来て、豊平さんへの深い敬愛の
気持ちと共に私も好きだった一点を選んだ。
実はこの作品、作家も心に留めていたらしい。
さらに他の作品数点を含めて札幌での某場所での公開展開の抱負
を熱く語った。
3・11帰沖前夜、作品と作家夫婦は新たな出会いの確かな心
を抱いて、青い亀裂の新たな旅に立ち会っていた。
20年余孤絶したアトリエの中で、ひたすら刻み続けて来た
作家と作品。
そしてひたすらその生き様を支えた彩さん。
青い亀裂の旅立ち、出会いの札幌だったでしょうか・・・。
*豊平ヨシオ展ー3月17日まで。
am12時ーpm7時;月曜定休。
テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
tel/fax011-737-5503
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