ここ十年余の野上作品の雲間を縫うように孕んでくる新作。
新たな人生の転換を予感させる。
札幌から尾道へ移住・船大工の生業。
彼は生きる事においても、フイジカルな彫刻家だ。
不惑の年齢を前に、彫刻の道はより深化し、より俯瞰する。
その視座は孕みつつ風のように年末・年始を駆け抜けて行った。
戸籍上の成人ではなく、彫刻の道を選んだ自らの人生20年が、
そこには見て取れる。
2,3年中に北海道への帰還も考えている、と呟くように
語っていた野上裕之。
自然と風土そして人間について見詰める彼の顔が彫刻にも見え
てきた気がする。
第二の成人を自ら祝い報告した、宣言のような爽やかな40歳
直前の個展だった気がする。
生きる事もまた、生きるという人生の彫刻なのだ。
好漢野上裕之、彫刻とともに真っ直ぐ歩め!
*佐々木恒雄展「sign」-1月15日(火)-20日(日)
am11時―pⅯ7時
テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
tel/fax011-737-5503
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-30301729"
hx-vals='{"url":"https:\/\/kakiten.exblog.jp\/30301729\/","__csrf_value":"b964b3d271b42a958e1a0fd03e2842e540c945caa48cc3abe66e1c4c7b859fde21a42b3968db8649e04443ba430ef3205e8800a8d33d8a4d1d2b78c3435b35b1"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">