テンポラリー通信

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2019年 01月 08日

野上裕之彫刻展「雲間」終わるー時代というランド(7)

ここ十年余の野上作品の雲間を縫うように孕んでくる新作。
新たな人生の転換を予感させる。
札幌から尾道へ移住・船大工の生業。
彼は生きる事においても、フイジカルな彫刻家だ。
不惑の年齢を前に、彫刻の道はより深化し、より俯瞰する。
その視座は孕みつつ風のように年末・年始を駆け抜けて行った。
戸籍上の成人ではなく、彫刻の道を選んだ自らの人生20年が、
そこには見て取れる。
2,3年中に北海道への帰還も考えている、と呟くように
語っていた野上裕之。
自然と風土そして人間について見詰める彼の顔が彫刻にも見え
てきた気がする。
第二の成人を自ら祝い報告した、宣言のような爽やかな40歳
直前の個展だった気がする。

生きる事もまた、生きるという人生の彫刻なのだ。
好漢野上裕之、彫刻とともに真っ直ぐ歩め!

*佐々木恒雄展「sign」-1月15日(火)-20日(日)
 am11時―pⅯ7時

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503





























by kakiten | 2019-01-08 15:25 | Comments(0)


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