映像作家の大木さんがひょいと現れる。
5月も残り少ない29日。
2004年から撮り続けている映像「メイ」。
円山時代、北大エルムゾーン時代と私の軌跡を
主題に5月(メイ)に撮影を続けている。
まだ未完のこの映像作品、今年はどうなるのか・・。
途中父上を亡くされ、「おかくれ」という名作を
札幌ー石狩をバックに制作したり、水戸芸術館の
映像個展で、石田尚志氏とともに招かれ鼎談に及ん
だ事もあった。
東大建築科出身の異能の映像作家である。
飄々として神出鬼没、自由にして直向、ある種天才
型の映像人である。
こんな人に記録される私とは如何なる像を結ぶのか、
いい加減な生き方はできないと覚悟している。
きっと本当の完成は、私の死後となる予感もするの
だが・・・。
最前列にして最後尾 背後には黒々と街の火
テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
tel/fax011-737-5503