人気ブログランキング |

テンポラリー通信

kakiten.exblog.jp
ブログトップ
2006年 07月 21日

隙間なく光そそぐー界を生きる(26)

村岸さんの会期中初めて晴れる。午後、光溢れる。初めて白樺に陽光が隙間なく
ふりそそぐ。やはり白樺には陽光と青空がよく似合う。夕刻電気の光だけになる頃
石狩在住の美術家石川亨信さんが来る。彼は実家がお寺で僧侶でもある。今年
1月退去前のスペースに来てくれた時”一度はここで展覧会したかったなあ”と言
って持参した年賀状に「惜」の一文字を記して手渡してくれた。普段あまり深く話し
をした記憶はなかったからその時初めて彼の心情に触れた気がして嬉しかった。
今日は初めてここを訪れてくれお祝いに一升瓶を持ってきてくれたのだ。ゆっくり
と見てくれる。いつもは割とクールでそんなにゆったりとした姿をみせて会場にい
るのを見たことがない。二階吹き抜け部分に上がりそれから下の会場と見てその
うち床に座り込む。時間がゆっくりと過ぎていく。彼に頂いたお酒を開ける。途中来
た熊谷透さんと四人で呑む。よもやま話をしているうち酒井博史さんを良く知って
いると言う。酒井さんの家は石川さんの檀家だそうで昔からよく行っていたと言う。
「拗ねた子供がいたなあ」。世の中狭いもんだ。酒井さんもとんだところでガキの
時代の姿を語られる。今もあまり変らないからいいでしょうけれど。午後9時過ぎ
に仕事の都合で来る予定の村岸さんの友人を待つつもりが石川さんの来訪で待
つという感覚がなくなり10時近くまで時間が過ぎた。結局その友人は来なくてそ
の後村岸さんと食事をして帰る。美味しくて安く量のたっぷりなカレーだった。

by kakiten | 2006-07-21 15:30 | Comments(0)


<< 陽の光が人を運ぶようにー界を生...      音の雫降る降るー界を生きる(25) >>