四半世紀近く独りぽっちだったカチーナ。
それが自分より大きなふたりの親族を得た。
Badjer-バジャー心と体の傷を癒す穴熊の精霊。
両親のような二人の精霊は
Nava manaーナヴァ:雪 マナ:女性
幸せと恵みを祈り見守る精霊
Kokopelliーココペリ:キリギリス・蟻
豊穣を祈る精霊
この二体が札幌に住む事になった。
足利市立美術館で吉増剛造展「涯テノ詩聲(ハテノウタゴエ)」
が始まった昨日今日札幌のMさんKさんの故(もと)に。
1994年ブラジル帰国後深い苦悩の内にいた吉増さんが、心の
支えに傍に置いたカチーナドール。
その内の一体が私の故(もと)に置かれて二十年余。
円山から北区の今の場所へ、共に流浪してきた。
その間頭の羽も髪も飛んでしまって、ぼそっと棚の片隅に寂しげ
だった。
2011年吉増剛造「石狩河口/坐ル ふたたび」。
新たな試練に立ち、ふたたびの吉増剛造創作への道。
「怪物君」と名付けられた戦後近代との本質的な対峙の時。
その7年間に渡る闘い、その集大成とも思える「涯(ハテ)ノ詩
(ウタ)聲(ゴエ)」の初日2日に、24年の歳月を経て同じ作
者の作品と出会い住み着いたのだ。
吉増さんの1994年「石狩河口/坐ル」そして2011年の
「・・・ふたたび」を象徴するような感じがする。
病と闘う穴熊の精霊は、雪と蟻・キリギリスの土の精霊と出会い
、どうこの地に生きてゆくだろうか。
「石狩シーツ」そして「怪物君」の道程は新たな局面にある。
*ホピ&カチーナドール展ー11月1日ー5日
am11時ーpm7時
テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
tel/fax011-737-5503
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