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テンポラリー通信

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2017年 01月 06日

入口・出口・とば口・新年ー広い河口(5)

年末から年始にかけて「百年の予定」展があった所為か、
正月6日にして本当に年を越した気がする。
定期の透析治療も年末年始関係なく通院があったから
尚の事だ。
世間一般は初売りやら仕事始め、私はやっとお正月休み。
年賀状も書かねばならぬ。

今年はどんな年になるだろう。
吉増剛造さんの札幌国際芸術祭とテンポラリーとの絡みも
顕在化するだろう。
先ずは4月予定の吉増展を構築し、6年6回目の新たな
展開に応えねばならない。
戦後・明治、ふたつの近代化を含む日本百年の近代を
札幌の歴史と浸透させながら、徹底的に見詰める事だ。
入口・出口。
パラト・茨戸へと私の関心はそこに注がれている。

百年の孤独。
今年は百年がキーワード。
2006年ー創業百九年で父・祖父の家業を閉じた10年。
その10年目に森本めぐみ「百年の予定」展が、節目のよう
に年を跨いで展開され、吉増剛造の近代百年を問う「火ノ
刺繍乃道(ルー)」が始まる。
そして百一本から始まった高臣大介の「野傍ノ泉池」。
千本を目指す4年目の展示、四百本の「奏でる」展が今冬
予定されている。
やはり今年は百がキーワード。
百年の過去が百年の未来を問うている。

父さん、爺さん、
私は百年の曲がり角、入口・出口・とば口に居るようです。
お見守り下さい・・。

*高臣大介ガラス展「奏でる」ー近日予定。
*中嶋幸治展ー近日予定。
*吉増剛造展「火ノ刺繍乃道(ル-)」ー4月予定。
 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503 

by kakiten | 2017-01-06 14:38 | Comments(0)


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