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テンポラリー通信

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2017年 01月 04日

最終日・2ー広い河口(3)

最終日終盤近く人の切れる事がない。
新婚の二組を始め、なにか幸せそうな人たちが、
作品を楽しんでいる。
懐に余裕のある人は作品を購入し、余裕ない人は
「百年の予定」カレンダーを購入してくれた。
そして閉廊近く帰省中の詩人の文月悠美さんが来る。
彼女の第一、第二詩集の装丁を飾ったのが森本さん
の絵画作品である。
展示を手伝った秋元さなえさんに紹介する。
そこへ美術家の田村陽子さんが見える。
ふたりが展示を見終えた後、奥の談話室へ。
すると田村さんがフランスパンとチーズ、それに
お重に入った正月お節料理を取り出した。
さらにワイン。
早速ワインを開ける。
お節料理にフランスパン・ブルーチーズを肴に
乾杯だ。
そこへジャンベ太鼓奏者で画家の鼓代弥生さん
が来た。
みんなでもう一度乾杯。
20代、から50代まで各世代の優れた女性達が
ひとりづつ経験と今の仕事を語り出す。
そこに年齢差はない。
文月さんの最新エッセイ集「洗礼ダイアリー」、出版
されたばかりの最新詩集「わたしたちの猫」を読み廻
しながら話は跳ぶ。
未婚の人、離婚した人、子育てを終えた人、それぞれ
の境遇の中で詩を書き、美術を続け、音楽を奏する
志を保った人たちの世代・境遇を超えた暖かな心が
美味しい料理とパンとワインで花開く。

最終日森本めぐみさんは39度の風邪熱で母子共々
居なかったけれど、作品はその空隙を埋めて多くの人
たちを楽しませてくれた。
異例の大晦日正月の展示は、こうして熱く和やかに
今日の搬出を終えた。
ご主人の山口大樹さんとお義母様の協力で、無事
後片付けも終了する。
ここでもメグ&タイキだったなあ・・。
ねえ、ケン&アヤ、キッツ&ナッツ・・・。

作品の中にしっかりと自らの日常・風土を刻み込み、
荒れた天気で帰省遅れの疲労等が重なり、風邪に
ダウンもあったけれど、心身ともに見事な里帰りの
展示だったと感銘する。

ありがとう、メグ&タイキ、そしてふたりのご両親・・・。

*予定・高臣大介ガラス展「奏でる」

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503

by kakiten | 2017-01-04 14:05 | Comments(0)


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