人気ブログランキング | 話題のタグを見る

テンポラリー通信

kakiten.exblog.jp
ブログトップ
2016年 12月 29日

百年の過去・未来ー茨(イバラ)・戸(ト)(29)

森本めぐみさん、展示ほぼ終わる。
後は最終微調整を今日予定。

太田ヒロさんの葬儀の模様が伝わってくる。
心ある友人たちが多く集まり良い葬儀だったようだ。
急遽参列者の展示や演奏もあったという。
死は時として生前見えなかった故人の地中の根のよう
な生を顕す。
百の過去が百の生を刺激する。
ひとつの生の終わりが、生きている今の生の根を
照射する。
自分も含めて今回友人たちがより一艘深くその心の根
を張っている存在として感じられたのだ。
土に還るとは、この事実を言うのだろうか・・。
死して、生者の心の土になる。

明日から森本めぐみ「百年の予定」展が始まる。
象徴的だなあ~、ヒロさん・・・。

もうひとりの百年の人、吉増剛造さんからfaxが届く。
機械不調で判読できず、電話をする。
昨晩の新宿ピットインでの大友良英氏との白熱のコラボ
の報告だった。
舞台で新たな「怪物君」も制作したという。
その様子を鈴木余位さんに撮影してもらい、かつ作品と
ともにこちらに送るという。
「火ノ刺繍」展示のコアが出来たよ・・と、。
今から明年4月の個展に懸ける集中が続く。
そういえば前回「怪物君 歌垣」展オープニングに太田
ヒロさんが珍しくも来ていた。
そして後日吉本隆明の「日時計篇」第一巻を持参し後記
に吉増さんが書いている、と言って置いていった。
吉増さんのGOZOCINEバックに流れる演奏は、ある
期間ドラム奏者富樫雅彦が多い。
この人もまたある事故で足を傷めドラム演奏を変えた人
である。
ドラムを捨て新たな打楽器を育てた太田ヒロとドラムを
捨てず奏法を変えた富樫雅彦。
ドラムが繋ぐ不思議な縁がこの時あったのかも知れない。

ヒロさんの葬儀でヒロさんの打楽器を使い小樽の橋本洋輔
さんが演奏したという、
するとヒロさんの奥さんが、この音色よ、といって楽器を
叩き直し演奏したという。
それが全くヒロさんの音だったよ、と橋本さんが驚く。
富樫の足の事故は奥さんに刺された事という。
しかしその後の演奏は素晴らしく多くの賞賛と賞を得た。
これは私の感じ方だが、奥さんの憎しみより愛の深さ・濃さ
ゆえの刃傷事件だった気がするのだ。
そして富樫は再びドラムに立ち向かった。
ヒロさんにも素晴らしい奥さんが、葬儀を仕切ったと聞く。
百年の過去・未来。
寄り添うようにケン&アヤ、キッツ&ナッツ、
ゴーゾ&マリリア、ヒロ&・・が「百年の・・」を流れている。

*森本めぐみ展「百年の予定」ー12月30日ー1月3日
 am11時ーpm5時:2日’(月)休廊。

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503

by kakiten | 2016-12-29 14:24 | Comments(0)


<< 初日ー茨(イバラ)・戸(ト)(30)      「百年の予定」ふたりのバイクー... >>