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テンポラリー通信

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2016年 12月 25日

光燦々・・ー茨(イバラ)・戸(ト)(27)

街のクリスマスイブの喧噪も明けて、晴天・青空拡がる。
白い饅頭のように積もった雪の輪郭が柔らかい。
街の佇まい、静かだ。
世界は、新しい年へ。
大晦日を過ごし、おせち料理を用意し、神社へ参拝する。
年の瀬、日本人の心の原風景が広がる。

真っ白な天地に静寂な祈りの世界。
北には清々とした、此処ならではの風景がある。
ぽっかりと浮く、梢の雪。
風の方向に吹き付けられた幹の白い影。
その反対側の濡れた黒い樹皮。
葉のない幹と枝の、青空に鋭く存在感ある樹の風姿。
祈りの姿のようだ。
天に拡がる枝・梢・幹は、見えない地中に根・根毛も
水という光を求めて垂直に地軸の中心に開いている。
宇宙の光の中心へ、地球の内なる熱の中心へ。
梢も根毛も天地の中心、祈る手のように、垂直な軸身
触れる指の震えを呼吸しているのだ。
人も同じ鼓動の中にいる。
祈りとは、クリスマスの西洋も大晦日・正月の日本も
本質的にはきっと変わらない。

喧噪の後に静寂がある。
静寂の内にこそ、踵の時間がある。
落葉の裸木と繁る樹木、両様が生命の形象だから、
梢と根毛の、明視・暗視の世界もあるのだ。

去る年・来る年、ふたつの年を駆けて、赤子を抱き帰郷
森本めぐみ展「百年の予定」が始まる。

*森本めぐみ展「百年の予定」ー12月30日ー1月3日
 am11時ーpm5時:2日(月)休廊。

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503

by kakiten | 2016-12-25 14:08 | Comments(0)


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