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2016年 12月 24日

雪を漕ぐー茨(イバラ)・戸(ト)(26)

50年ぶりで、積雪90cmを超えたとか・・。
人も車も足を奪われて、ノロノロ。
久し振りに、<雪を漕ぐ>という言葉を想い出した。
しかしこういう時は、平らな道より漕ぐ方の道が安全だ。
通院の帰りいつも通る幅の狭い南6条通りは避けた。
除雪の雪山で舗道はさらに狭くなり、場所によっては
通られず、車道へと出なければならない。
車輪でツルツル路面に降ったばかりの雪が足元を脅かす。
そして、背後から車。
雪を漕ぐような道は背後の車もなく、万一転倒しても
雪の中で安全だ。
市電ー地下鉄乗り継いで、円山駅から環状線を歩く。
市電ー地下鉄路線は、ススキノ・大通り経由なので
いつも酔客が多く嫌いだが、イブ前夜の昨夜は大荒れの
天気の所為か人が少ない。
円山の道も大雪で、人ひとりがやっと通れる幅となってる。
両側は雪山で雪の底を歩いている感じ。
白い雪の海の底で雪波を蹴り、漕いで進む。
沖縄のサトマン君の今日のF・Bに、青い海の岸辺で
戯れる仲間の写真が載っていた。
水の凍てついた雪の白。
南の海の青い波。
水の色だ・・・。

同じ日のF・B画面に福井県から帰郷の森本めぐみさんが
無事恵庭の実家に着いたと、載っている。
縄文遺跡カリンバのある恵庭。
赤い漆塗りの出土品が多いと聞く。
漆という自然の荒々しい植物野生に立ち向かい、縄文人は
赤い漆塗りを創ったのだ。
そして自らの手で、赤も発色したのだ。
燃える火の色。
漆からその火の色を生み、器物を創った人間は素晴らしい。
森本めぐみさんの印象的な勝負色は、赤。
カリンバ遺跡の卑彌呼となって、年を跨いで「百年の予定」
展が始まる。
野生の白の荒々しい出迎えで、卑彌呼の赤はその彩を増す事
だろう。

*森本めぐみ展「百年の予定」ー12月30日ー1月3日:2日休廊。
 am11時ーpm5時。

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503
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by kakiten | 2016-12-24 15:42 | Comments(0)


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