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テンポラリー通信

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2016年 06月 04日

寒い春ー鉄橋(39)

薄ら寒い日が続く。
春と言うよりもう初夏なのだろうが、寒い春続くとう感じだ。
岐阜・浜松より桑名正和氏が来て、賀村順治と3人揃い
円山北町時代の同窓会のようだった。
ふたりとも学研系営業会社の社長で、文化活動にも心
傾け、詩を書き短歌を創る優れた友人だった。
桑名さんは絶叫コンサートで福島泰樹を招き続け、全道
ツアーを企画していた。福島泰樹とともに友川かずきも
招いていた。
そこから広がった石塚俊明、菊池雅志、永畑雅人等の音楽家
との交流も懐かしい。
それらが1989年秋に美術・ライブ・造形と結集して、見えない
川暗渠の界川をアートで再生する約1ヵ月のイヴェントとなった。
かっての川沿いにある洋館・札幌軟石の倉・遊歩道と約1キロ
作品展示とライブイヴェントが続けられたのだ。
その流れの中で2年後大野一雄の石狩河口公演が実現する。
明川・暗川、見えない川も見える川もすべて集結する石狩川
河口へ。
そしてそこから血脈のように大地を流れる川達を見、源流へ。
そんな自分たちの生きている場所の再構成・発見の志が燃えて
いた時の仲間・同志だったふたりである。
明後日に迫った東京の吉増剛造展。
その吉増さんとの友情の切っ掛けもまたこの界川イヴェントだった。
ふたりとの友情も吉増さんとの今日までの友情も、この界川という
川を通した友情ともいえる。
そんな川を通した友情が月末・月初に集結している気がする。
しかし不思議だなあ。
私の体内の見えない川を司る水の尊(ミコト)腎臓が病んでいる
なんて・・・。
直線化され、埋め立てられ、蛇行する自然を喪失し続けてきた
自然の川と同じ宿命なのかも知れぬ。

久し振りに会った友人と、せせらぎのように空気が流れている中で
思っていた事だ。

*「石狩・吉増剛造 1994」ー6月5日(日)まで。
 am11時ーpm7時

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503


by kakiten | 2016-06-04 15:08 | Comments(0)


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