テンポラリー通信

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2016年 03月 26日

こん包・設置ー鉄橋(4)

吉増剛造展終日東京から訪ねてくれたブラジル生まれの日系女性
Hさんに収蔵作品2点を送る。
久しぶりの梱包汗をかく。
大野一雄の石狩公演ドキュメントを購入してもくれたので、当時の
ポスターと入場券完品をお礼に入れた。
一度お会いしただけだったが吉増ーブラジルー大野一雄そして
「石狩河口/座ルふたたび」ー「怪物君」と、彼女の訪問がその流れに
必然的な縁の糸で繋がっている気がしたからだ。

川俣正テトラハウス時代の友人S氏が替えたノートパソコンの不具合を
診てくれる。
もともと彼の所有物で、ウインドウズXpの不具合を聞いて提供して
くれたものだ。
まだ機械に慣れぬ私にもう一台縦型のモニターも持参してくれる。
今の電子機器は3,4年が寿命という。
長くゆっくりではなく、より速く消耗する消費・使い捨ての時代だ。
青函トンネルを潜り函館まで繋がっただけで、大騒ぎしている今日の
新幹線騒動。
札幌までは15年先だそうだけれど、速い、速いで見捨てられ消える
路線や駅の運命は、パソコンと同じ消費構造に思える。
駅が点のように、ポイントでしか無くなってくる。
高速化という直線化構造は蛇行を切り離す川のショートカットと
同様の自然破壊でもあるだろう。
黒い新幹線のような靴を走らせ、街に人が流れる。
ふっと空を見る。
地に佇み目を落とす。
そうした心の駅のような淀みの生命領域が喪われてゆく。
薄い透明なビニールのような時間が支配して、根の刻が細く痩せて
棘のような尖った先端のみが多くなる。

S氏やHさんのような心の入り江に助けられ、私の日常・生きる蛇行
はまたしばらく続くだろう。

*「記憶と現在」展ー3月29日(火)-4月10日(日)
*それぞれの八木保次・伸子展ー4月12日8火)ー23日(土)
*鼓代弥生木彫平面作品展「駅」ー4月26日(火)ー5月1日(日)

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel011-737-5503、、
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by kakiten | 2016-03-26 14:04 | Comments(0)


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