テンポラリー通信

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2016年 02月 01日

光と影の舞踏ー泉(6)

南西の窓からの光が北壁に射し込み、その前に
展示のガラスの房に照っている。
光は影となりその前のガラスの波打つような列
の微かな動きとともに揺れている。
朝会場に着くとすぐ大介さんが、見て見てと指差す。
 見えない川のようだろう・・・。
まだ展示途中で結論的には言えないが、今回の展示は、
透明なガラス本体とその翳が<みつめあう>ように
寄り添って、現(うつつ)と実(まこと)を顕出する
空間になる予感がする。
今まで中央に束ねて多く展示されたガラスの房たちが、
今回は壁に沿って波打つように緩やかな上下に展開され
ている。
凝縮する泉から流れ出す川のように、影は川面とも
なってガラス本体と寄り添っているのだ。
今回の「みつめあう。」という主題に導かれるように
光と影、明と暗、虚と実がどちらもみつめあい、寄り添
って光の時空間を創り出す。
見えない泉も見えない川もともに手を携えて光臨する。
陽射しが変わる短い時間の空間劇場なのだ。
光が影とみつめあう、稀有な展示となるだろう・・。

*高臣大介ガラス展「みつめあう。」-2月2日(火)-7日(日)まで。
 am11時ーpm7時。

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503

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by kakiten | 2016-02-01 13:25 | Comments(0)


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