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テンポラリー通信

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2016年 01月 28日

凝縮する光ー泉(4)

透明なガラスの器が空中を浮遊するように
室内の天地に跳んでいる。
朝、昼、夕方、夜、光によって表情を変える。
透明な光の凝縮。
高臣大介の吹き技術によって、光は溜まり屈折し直進し、
世界に放たれる。
表面の微かな凹みも、翳となって水面のように揺れる。
本体と翳が重なり壁に揺れて、どちらが本体か定かでない。
光を掴む力。
そこに色彩も光彩となって瞬時に宿り、消える。
直進する光のふっと佇む瞬間を宿す光の媒体。
そして吊り下げられた「あふれでる。」の透明な房たちは
風や手で触れると、澄んだ音を発する。
音もまた瞬時に響き、余韻を残し消え去る。
瞬時瞬時の光彩と響き。
器の形を纏いながら体験する時間は、光の舞踏と音の
競演なのだ。
器という日常を経過して、純粋な光の虹彩の空間は次週の
展示でさらに非日常の空間に展開するだろう。

二週間、高臣大介ワールド「みつめあう。」全開である。

*高臣大介ガラス展「みつめあう。」-前期1月31日(日)まで。
 後期2月2日(火)-7日(日)am11時ーpm7時。

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503

by kakiten | 2016-01-28 12:42 | Comments(0)


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