いよいよ大詰め大晦日。
今年最後の日、色んな懐かしい人や差し入れがある。
ロシア文学者の工藤正広氏が何年ぶりだろう、手打
ちの蕎麦を持参してくれる。
他に西村計雄美術館の磯崎さんが羊蹄のお蕎麦を通院
で留守中に戴く。
また恒例のおせち料理を北村さんが届けてくれた。
尾道から帰郷の野上裕之さんが3才の朝登君を連れて
やってきた。
もうすっかり大きくなった朝登君は昨年の記憶がある
のかすぐ梯子を登り、奥の階段を往復する。
名前の通りの登る男の子だ。
さらに流れている吉増さんの映像を倣って、ぼっこ
で画面を打つ。
映像の手の動きを真似しているのだ。
壁の界川の地図を見て川の線をなぞる。
手の男だなあ。
父に似て職人肌だ。
将来野上君と同じように彫刻家になるかも知れない。
そして尾道土産の珍味を頂いた。
また敬愛するKさんご夫妻からは、郵送で掃除機や
布巾や石鹸と多種類の食料をお送り頂いた。
優れた小型の掃除機はすぐに威力を発揮し、隅々まで
清潔にして大晦日を送る事ができた。
年を越す前夜の準備が何時の間にか、みんなのお陰で
整いだす。
その他にも多くの人たちに支えられ、今年も生きた。
本当に有難う、感謝。
明くる年をまた前を見詰め共に会いましょう。
今年一年、本当に有難う御座いました。
*吉増剛造展「怪物君 歌垣」-1月10日(日)まで。
am11時ーpm7時:月曜定休・正月3ヵ日休廊。
:参加作家 鈴木余位(映像)・村上仁美(花)・山田航(歌)。
:フライヤー制作 中嶋幸治・酒井博史
:会場構成 河田雅文
*高臣大介ガラス展「みつめあう」-1月26日(火)-2月7日(日)
前期1月26日~31日・後期2月1日~7日。後期はインスタレーション。
テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
tel..fax011-737-5503