水曜日午後10時過ぎ透析を終え電車に乗る。
7っ目の電停で降りツルツル路面を歩く。
途中スーパーに寄り食料を購入。
帰宅後の夜飯のおかずも買う。
背中のリュックが肩に喰い込む。
缶詰の重さだ。
道は緩い坂道で足元がツルツルだ。
用心深く歩を進める。
途中治療後の疲れと足元の不安定さに
息が切れ休む。
家近くで車が近寄る。
Mさんだ。
僅かな距離だが乗せて貰う。
一夜明け一日休養する。
金曜日気温上がり凍てついた道は溶けてザックザック。
これが夜冷え込めば、また氷の白波。
ツルツル刃となる。
62年ぶりとかいうドカ雪だが、まだ本格的冬ではない
という。
今日の温度上昇はその証だ。
北の低気圧と南の台風崩れの低気圧がせめぎ合い、大雪を
齎し、この温暖さを生んでいるらしい。
これも地球温暖化の異常天候だ。
季節の推移の振幅が大き過ぎる。
夏の年の末期ファシズム。
これに冬のファシズムも重なれば、この2,3日の
路面の変化のようになる。
ドカ雪の白一色、漕ぐ様な道。
そして凍てついたツルツル路面。
それが溶けて波打つ水と氷のザックザック路面。
さららに氷結して波の刃のような道。
季節の過激派・ファシズムのような路面となる。
滑って転べば誰という理由なく、無差別の路面転倒テロ。
季節と今の世界が似てきている気もする。
積雪ゼロから一気に40cm以上の白い過激世界。
妄想が膨らむ。
*吉増剛造展「怪物君 歌垣」-12月15日(火)-1月10日(日)
am11時ーpm7時:月曜定休:正月3ヵ日休廊。
:鈴木余位(映像)・村上仁美(花)・山田航(歌)
:フライヤー制作 中嶋幸治 酒井博史
:会場構成 河田雅文
テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
tel/fax011-737-5503