新聞掲載の谷口顕一郎作品論素稿をブログに掲載したが、新聞に
載る前発表は拙いので削除する。
パソコンの原稿機能が見当たらず慣れたブログだと打ち易い。
それで素文として打ち込んでみたのだ。
メールとブログくらいしか使わないのでこういう時に苦労する。
前の機械には原稿のソフトが付いていたが、今の機械にはない
ようだ。
締め切りの時間もあるので、出来る範囲で間に合わせた。
手書きで原稿用紙に書いていた頃が懐かしい。
便利さについつい慣れて不便となる。
漢字を部分的に忘れているのは、パソコンに馴れた所為である。
手の運動も指先の打ち込み動作が主で、掌全体を使う動きとは
違う。
握るー前後左右に動かすー句読点で押さえる。
漢字やひらかな・カタカナを思い出しながら意味を籠める。
その時文字の形と意味が手で経験される。
伝達だけでなく思考もまた同時進行しているのが、書く事でも
ある。
そう判っていてもこの文もパソコンで打っている。
ペンだこ、という中指の皮膚の固い山が懐かしい。
今なら指先の打つ動作と撫でる動作だけで物事が進んでしまう。
いつか指先だけが大きくなった宇宙人のような掌になるのだろうか。
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