大きな手袋ー道行き（３）

雨が降って路面がツルツルになったと思えば今度は
猛吹雪。
大きな手袋を頂いたので早速着用する。
今朝は手首の治療で整形外科へ。
５０番目の順番券、そしてレントゲン室ー治療ーギブス室
再びレントゲンー確認治療と時間がかかる。
それぞれに待ち時間もあるので、午前の予定が午後になる。
夜には腎臓の治療もあるので、病院三昧の一日だ。
ギブスの上から着けた大きな手袋、左手はお金の出し入れ
や細かな事に使うので外していたら何処かへ落として見え
なくなる。
病院中探してふっと玄関に出ると、雪掻きのスコップの
立掛けた所にぽんと置いてあった。
やれやれ頂いたばかりで失くさなくって良かった。
今までは右手の手手袋ばかりを３個程も失くしてきたが、
今度は左手を注意しなければばらない。
一時左右色違いの白と紺の手袋をしていた事もあるが、これ
がお洒落とある人に言われて吃驚したことがある。
その後は右手用も失くして左手ばかりが残った。
手首にギブスを固定すると、普通の手袋は入らないので、
今度の大きな手袋は大事にしなければならない。
右手の露出は指先が凍りつく。

病と負傷で満身創痍の中、吉増剛造展もあと４日。
新宿ピットインでの大友良英とのふたりのＤＵＯの映像が
間もなく届くという。
昨年末の炎のヂュエット、楽しみである。
遅れて画廊に着いたら、山里稔氏がパンを片手に訪れた
らしい。
強い風雪の中なので、申し訳ない事をした。

＊吉増剛造展「水機ヲル日、・・・」－１月１１日（日）まで。
　ＡＭ１１時＾ｐｍ７時。
＋高臣大介ガラス展「とめどなく」－１月２０日ー２５日

　テンポラリースペース札幌市北区北１６条西５丁目１－８斜め通り西向き
　ｔｅｌ．ｆａｘ０１１－７３７－５５０３