テンポラリー通信

kakiten.exblog.jp
ブログトップ
2014年 12月 10日

生命・命・尊ー透析・師走(8)

初日夜電話が鳴ってファックスが届く。

 とうとう とうとう「水機ヲル日、・・・」オープンとのこと。
 奇蹟の空中観が女性の妖しいほどの色の風と戦ぎで、
 現出したことでしょう。

吉増さんからだ。
企画・構成・協力してくれたみんなへの感謝の言葉が続いている。
展示完成後の来廊が楽しみである。
原稿用紙を宇宙にして渾身のミクロ内部曼荼羅。
自らの内臓を迫り上げて万華鏡のように外界に晒しだす。
これはもう内臓絵画だなあ。
昨夕から降り積もった一面の銀世界。
その地上からの反射光が揺れる草稿を斜め下から浮き出させて
照明は要らないほどだ。
作家不在の初日、数人の人が集まり映像を見る。
GOZOCINEのモノローグが製作過程の映像とともに流れる。
遺書であり、ラブレターであり、日々のメモでもあるGOZO
CINEは、絵の具の塗りたての生々しい艶やかさとともに見る
人の心を捉えている。
生命・命・ミコト・尊。
内なる、外なる生命の尊への渾身の賛歌。
560余葉の精進を重ねて、詩人は未曾有の境地へと歩を進めて
いる。
この場所が季節の一葉を開く12月から1月にかけて、この世界は
さらにどんな風を水を光を生むだろうか。
命のミコトの日々が続くのである。

*吉増剛造展「水機ヲル日、・・・」-12月9日(火)-1月11日(日)
 am11時ーpm7時:月曜定休。正月3ヵ日休廊。

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503
[PR]

by kakiten | 2014-12-10 12:43 | Comments(0)


<< 絵馬の空ー透析・師走(9)      吉増剛造展ー透析・師走(7) >>