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2014年 12月 07日

流れるー透析・師走(5)

河田、酒井、中嶋さんの労作フライヤーが出来る。
見事な出来栄えである。
来廊した吉増さん大感激。
風のようだ、と言葉を放つ。
そうだなあ、水と空気地球の皮膚の表裏を流れるもの。
かって川が流れていた地形にはその上も風が流れている。
風の道と水の道は系のように同じ流れの中にある。
<水機ヲル>は同時に<風機ヲル>でもあるのだろう。
薄い和紙に活版の「水機ヲル日、・・」が浮き上がり
背後に折り紙が流れのように刺し込まれている。
これはもう作品のようであり、展覧会3日前の完成で
もあり通常の告知としてのフライヤーではない。
会場でワンコインで販売しようという事になった。
吉増さんからの提案である。
それ程作家自身が感激してくれて制作に関わった3人の
労も大いに報われたのだ。
2日間陣中見舞いに来てくれた吉増さんは常時ハイだった。
お見舞いも頂き心から感謝である。
奥さんのマリリアさんの意向もあるという。
身に余る光栄であった。

展示作業は作家本人も見守る中、急ピッチで進み展示の
骨格が見えてきた。
ここでも河田さんを先頭に山田、酒井、村上さんの協力で
仕事が進む。
今朝一気に真っ白な世界となり、4年続いた吉増剛造展の
風景となった。
今年はとりわけ冬を意識する。
冬の年、冬の臓器。
風と水の白い流れ。
吉増乃尊(ミコト)内部宇宙図絵。
「水機ヲル日、・・・」の始まりである。

*吉増剛造展「水機ヲル日、・・・」-12月9日(火)-1月11日(日)
 am11時ーpm7時:月曜定休。
 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503
  
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by kakiten | 2014-12-07 12:54 | Comments(0)


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