病を得て種々の申請をせねばならず、半日役所内を
回る。
番号札を持ち順番を待ち時間が過ぎる。
午後種々の申請を終え画廊に顔を出す。
東京のM氏よりメールが届いていた。
元気になってブログの再開を望む事と「北海道木彫りの
熊の考察」の本を東京で買ったとの内容だった。
札幌で学芸員時代熊の木彫りはお土産物としか見ていな
かった不明を恥じていた。
優れた美術の学芸員であるM氏の言はとても嬉しい。
そしてこの雑文のブログを高く評価して励ましてくれた
事にも深い感謝の気持ちが湧いた。
日の射す会場には相変わらず人が絶えない。
先日会場でライブをしてくれたWさんが来る。
「熊の巣」というオリジナル曲を歌ってくれた熊好きの
女性である。
将来熊カフエを造りたいという。
彼女の家の近くでは今も熊が出没する。
森があり熊が出る百万都市。
そんな所は札幌くらいしかないだろう。
その木彫りの伝統は大事にしなければならない。
*山里稔と木彫りの熊展ー11月30日(日)まで。
am11時ーpm7時:月曜定休。
*吉増剛造展「水機ヲル日・・・」-12月8日ー1月11日
テンポラリーうペース札幌市北区奇や16条西丁目1-8斜め通り西向き
tel/tax011-737-5503