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2014年 10月 16日

Bocketの発刊ー戸口・神無月(11)

鴨々川ノスタルジアを主題に山田航責任編集で「Bocket」
第1号が発刊された。
ボケ~っとどころか中身の濃い内容である。
あらためて薄野界隈の様々な深度を感じる。
薄野は歓楽街と同時に寺町でもあり、隣接する中島公園は
神社町でもある。
神と仏が共存する不思議な界隈でもあるのだ。
快楽と神・仏が共存し人の欲望が渦巻く処。
そこでは他の場所には無い濃い文化も生まれたのだ。
この本では特集されてはいないが、この地から生まれた
ダンディーな文化がある。
画家の三岸好太郎や八木保次のモダニズム、歌舞伎の権威
郡司正勝の粋に詩人の薩川益秋のモダニズム、さらに大島龍
の存在等がそうである。
共通するのはこれらの人たちがみなどこかダンデイーで粋な
感じを保っている事だ。
それが薄野界隈が保っている文化の血統というものと思える。
聖と俗が激しく混合する街。
そうした場所にこそ文化・芸術の根が育つのではないだろうか。
そうした側面からも薄野という特性を探って見て欲しいと思う、

*メタ佐藤写真展「光景」-10月19日(日)まで。
 am11時ーpm7時。
+秋元さなえ展「橋を渡って」-10月28日ー11月9日
*山里稔展「熊の木彫りコレクシヨン」-11月18日ー30日

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel.fax011-737-5503
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by kakiten | 2014-10-16 16:11 | Comments(0)


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