ざーっと音立てて一瞬の驟雨。
壁の蔦も赤味を増してきた。
これから一雨毎に冬が近付く。
展示一週目の最後の日、作品に異常があったようだ。
今朝のフェースブックに中嶋さんが怒りのコメントを
記している。
親しい筈の友人の作家が、12冊の内の一部を破損した
という。
三台の白い机の上の12冊の内の一冊が展示から削除さ
れている。
風をテーマに触れる行為の純粋な形象を一冊の白紙の頁
に12冊記録していく見る者も参加する展示。
それがひとりの心無い友人の甘えで一冊が消滅した事と
なる。
3台の白い手作りの机。
その上に置かれた一台に4冊の絶妙な色彩と配置が欠ける。
作家本人が居る目の前で起きた事のようで、余程無念だ
ったのだろう、その日はなにも語らず帰ったのだ。
国際芸術祭が終わり作品搬出で今日まだ会っていないの
で詳細は分からない。
破損した冊子を見ると、誰が傷めたかが署名で分かる。
心当たりがある人である。
一見悪意無き悪意である。
こういうタイプが一番厄介な人だ。
受けた方の傷も一層深くなる。
晴れた日、一瞬にして噴火が起こり大惨事となる。
御岳山の噴火。
自然も人も剥き出しの恐ろしさを秘めている。
もっと境の知性を鍛えねばならぬ。
*中嶋幸治展「風とは」-10月5日(日)まで。
am11時ーpm7時:月曜定休。
*メタ佐藤写真展「光景」-10月7日ー19日
*秋元さなえ展「橋を渡って」-10月28日ー11月9日
テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
tel/fax011-737-5503