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2014年 08月 28日

波紋・・・-ポプラー・葉月(16)

「友人の死」の波紋が次々と広がっている。
人は死を迎えた時に死という額縁に入り、しがらみ無く
純粋に見詰められる存在となるのだろうか。
生きていた時の一番輝いていた時間が後光のようにくっきり
と故人の人生を浮き彫りにしてくれる。
その記憶の光が亡き人を懐かしむ泉のように存在するのだ。
猥雑で煩雑な表皮は消えて、純粋な生きた骨格だけが透明
に澄んで見えてくる。
その湧き上がる心の骨に向き合って、人は思わず懐かしむ
言葉を思わずかけるのだ。
生という相対性から死という絶対性に囲繞された時、生前
の一番純粋な部分が結晶して光を放っ。

そんな友人・先輩・恩師たちの死をこれでもう何人見詰めて
きた事だろう・・。
そして思う事は、生きている時に悔いなく付き合いできたと
思える今を保っていたかという自分への問いである。
100%は勿論ないけれど、本質的な心の交流は決して絶や
してはいなかったと自問するのである。
そうした故人への思いを、追悼する友人達の思いのメッセー
ジから沢山受け取っている自分がいるから。

大橋拓さん、もう一度歩きたかったね。
石狩の国の山野・海辺を。

*中嶋幸治展「風とは」-9月23日ー10月5日
*秋元さなえ展ー10月28日ー11月9日

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 yrl/fax011-737-5503
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by kakiten | 2014-08-28 13:56 | Comments(0)


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