全国の猛暑記録10地点が全て北海道という異常な日。
特に道東のオホーツクに近い地域が37度超えというから
驚きである。
札幌も30度を超え蒸し暑い一日だった。
佐佐木展初日、今年も造形作家ババッチが一日寄り添う
ように会場に居た。
夕方小樽の美術家数人が来て、先に来ていたN君、Y君、
S君らと世代と地域のずれを感じさせてバラける。
作品を見たくて作家にも会いに来るのと、作品よりも作家
に会って酒を飲みグループ展参加を持ち込む。
全てを否定はしないが、今回も昨年に続く作家の作品を主と
して先ずはじっくりと見て欲しかったと思う。
この辺のズレは世代差というよりの、作家と作品への接し方
の差異として感じるところだ。
写真家のT氏が来て、先日の個展に寄せた私の文の反響を
伝えてくれる。
英・仏にも訳されて、大変に好評だったと喜んでくれる。
体調優れず依頼あって直ぐブログに試論として書き送ったの
だが、本人に喜んで頂きほっとした。
展示も非常にユニークな構成で、見に行かれなかったのが
残念である。
来月には本として出版されるという。
作品を回路として作家という人とも繋がる。
それが一番自然で信頼出来得る関係性ではないのか。
作家自身もそれが一番嬉しい筈だ。
*佐佐木方斎展ー6月3日(火)-15日(日)am11時ーpm7時
月曜定休。
*谷口顕一郎展ー7月15日ー27日
*斉藤周展ー8月1日ー10日
テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
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