朝歩いて病院へ行く途中今年初めてふきのとうを見た。
残雪の残る黒い土の間から顔を出していた。
浅い緑の野の色。
福寿草の輝く黄も見たかった。
一色突破、やっと春が来てる。
気力体力資力が落ちている。
時差8時間の地球の裏側から余位さん、岡本さん
村上さん、川戸さんの弾けるような笑顔の写真の
メールを見る。
ロンドンの吉増剛造展初日の笑顔である。
一笑突破、これも春のようだ。
陽射しが長く伸びて廊内に光が溢れだした。
空間が作品を欲求している。
そんな光の声を感じていると、電話が鳴り
久しぶりの声が響く。
映像作家の大木裕之さんからだ。
毎年5月に制作している映像作品「メイ」の第二期
の編集をしているという。
今年の5月末に札幌で撮影編集したいという打診だ。
10年前の「メイ」撮影のスタートは札幌だったから
これでひとつの10年という区切りの撮影となる事だろう。
一声突破、これも大木裕之さんからの春の声である。
先ずは、気力から回復せねばならぬ。
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