吉田切羽写真展始まる。
南方の風が吹く。
東南アジアの庶民の笑顔が弾けている。
画廊の外は空よりも地を覆っている黄葉が多い世界だが、
廊内は南の褐色の風が吹いているようだ。
吉増さんよりファックス来信。
次回展示の為の新たな提案がある。
窮状を察してか、種々の販売促進策を提示して頂く。
その中でひとつ大きな朗報がある。
「石狩シーツ」CD付仏訳本が上梓されたという。
この本をここでのみ特別販売しようというご提案である。
1994年に創られた長編詩「石狩シーツ」の仏訳が、20年
の歳月を経て今再び流星のようにここへ戻って来る。
素晴らしいなあ。
さらに今回新たに進行中の大草稿石田尚志・鈴木余位氏撮影の
映像作品をDVDにして特別販売しようという提案である。
どちらも来月に迫った会期中に間に合うかどうかは疑問だが、
20年の時を経て何かがまた新たな展開を見せて、泉のように
湧き上がってきている事は紛れも無い事実である。
吉田さんの南風吹くような写真の数々と吉増さんの光立つような
新たな展開と身辺が寒気とは逆に熱く蠢いている。
*吉田切羽写真展「on the road」-12月1日(日)まで。
am11時ーpm7時;月曜定休。
*吉増剛造展「ノート君~神窓へ」-12月10日ー1月5日
テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
tel/fax011-737-5503