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テンポラリー通信

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2006年 05月 03日

巨大なゴミ処理場と巨大な生活館ー燃える街角(15)

石膏ボードを捨てに手稲山口の処理場まで河井利昭さんの車で行く。場所迷い
しばらく探す。旧大浜海岸ドリームビーチにでる。引き返し途中で道を聞き新川を
左に場所が分った。計量台に乗って手続きを済ませ奥へ向かうとゴミ捨て場があ
った。係りの人がいて何故かニコニコと優しい。海岸に近い広大な丘がすべて産
廃の山だ。ゴミ袋から石膏ボードを出しそこに捨てていく。こういう消費文明の最終
地点で働く人が何故かすごく人間的に優しく笑顔がこぼれている。この柔らかさは
通常街では見ない。再び帰りに計量台に乗り料金を払って屯田のジヨイフルエー
ケーに向かう。コンパネを調達する為だ。途中もう一軒の量販店に寄るが望みの
物なく最初の目的地へ行く。巨大な生活用品がすべて揃うスペースは見ていて
時間を忘れる程だ。でも巨大ゴミ処理場を見た後だけにその背後に物流のベルト
上のダブルイメージとなって感じられる。このピカピカの商品たちとあのゴミの山
がどこかイコールで結ばれていてそこに人が淋しい笑顔で優しげに寄り添ってい
る。どこかか弱く、素人の普通の人間が来てくれた事で自分の人間性も回復した
嬉しさを秘めていたようなゴミ処理場の現場で働く人の笑顔がふっと浮かぶ。道
具が主役の現代文明はその道具の最後、道具の墓場に最も人間的なシーンを
用意していた。しかもドリームベーチ「夢の岸辺」という皮肉なそして本当に夢の
また夢かも知れない真実も包含しながら。そんな事を思いながらコンパネを運び
壁に取り付ける作業を中川さん途中で作業に参加してくれた熊谷透さんと午後9
時半頃まで作業した。

by kakiten | 2006-05-03 12:59 | Comments(0)


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