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テンポラリー通信

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2013年 06月 23日

幟と旗ー光・水無月(17)

すつきりしない寒さと曇りの日が続いた。
心もすっきりぜず、月末病で憂鬱。
そんな昨日織りの作家Kさんが個展の案内状を
持って来てくれる。
大きな焼き立てのパンをお土産に戴き大きさと
その暖かさにほっとする。
Kさんとゆっくりと話すのは初めてだったが、共通
の友人がいて初めてという感じがしない。
話もこのハミガキブログを毎日読んでいてくれている
ので、話が直ぐ伝わるのだ。
元気ではっきりした人である。
個展のタイトルは「コンビニ幟に愛は残っているか」で
幟の布を糸にして織物作品を創ったらしい。
なにか非常に大胆で、本人も幟(のぼり)のような人である。
真っ直ぐに風を張らんで上を向く。

幟のような女性作家が来た日の夕刻十勝・芽室の長谷氏が来る。
小樽の瀧口修造展を見た後報告に寄ったと言う。
高校生向けに講演した瀧口の録音を聞いてきたという。
長谷氏は熱い人である。
雄弁ではないが、感じた事を熱く語る。
ちょうど来ていた教育大生の瀬戸君や歌人の山田航さんも
ただもう黙って聞いている。
瀬戸君も小樽の瀧口展を見た後ここに寄ったのだが、年配の
長谷氏の方が余程ストレートにその感動を語っている。
まるで旗のような人だなあ。
心旗めくままに、言葉の風を散華している。
十勝からこれはという展覧会には必ず来て、いつも熱く語り
帰ってゆく。
小樽へ行く前日もここへ寄り、今日は小樽の瀧口展の感想を
語りに来たのだ。

札幌と小樽の境、春香山近くに住む幟のようなKさんの来訪
と十勝の旗のような長谷さんの来訪が少し沈んだ心を奮い立
たせてもらった。
私も志の旗を掲げ心の幟を風に靡(なび)かせなければなら
ない。

*「記憶と現在」展ー6月30日(日)まで。
 am11時ーpm7時:月曜休廊。

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503

by kakiten | 2013-06-23 12:54 | Comments(0)


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